2015年7月16日木曜日

ふとん山 たっちコラムno.59

2015年7月号のこどもたっちのコラムです。

 いわきアリオスで行われたあそび工房スペシャル「あなたが誰かを好きなように、誰もが誰かを好き」のイベントに参加してきました。会場の中には巨大なおふとんの山。これを考えた美術家の小沢剛さんに「どうしてふとん山を作ろうと思ったのですか?」と質問したところ「子どもの頃ってお母さんに叱られるようなことこそ楽しくて、だったら合法的にみんなでやっちゃおうと思ってふとん山が生まれた」のだそうです。でもこのふとん山、費用も準備もとっても大変で準備に3日、片付けに1日かかります。使ったふとんも200枚というから費用も相当かかったのだろうということが想像できます。「ふつうは効率と経済性を考えるから、費用も準備も大変な事はやらないでしょう?」と小沢さん。「でもね、効率とか経済性とか考えないのが芸術家。」それを聞いて、ああ、私も経済性や効率とか知らず知らずにそういうものを追い求めていたなぁってちょっと胸の奥がチクリとしました。大人になるということはきっと経済性とか効率とかを気にしてしまうということなのかな。でもそういう大人ばかりにならないように「大人だけれど子どもの心を持った“芸術家”」がいるのかなと思いました。


アリオス小劇場に直径8メートルと5メートルのふとん山が出現しました。
ふとん山の頂上にはポストがあり、
子ども達がカードに描いた自分の好きな人の顔は次の開催地の子ども達に届けられます。


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